日本橋が誕生してからもう400年以上だそうだ。街としての歴史が半端ない。そんな日本橋は今、再開発が盛んだ。しかし歴史ある街だけに昔ながらの路地裏が残っていたりと独特の雰囲気がある場所で凄く落ち着く街だと俺は思う。
日本橋川に架かる国道の橋。平成10年に国の重要文化財に指定されている。日本の道路元標があり、日本の東海道をはじめとする五街道の始点となっている。
今は首都高速の下になっていてちょっと残念な景観。首都高が出来たのは1963年(昭和38年)との事。
架けられたのは慶長八年(1603)。なんと!411年前だ。日本橋川は、全国各地から届いた物資を隅田川から江戸城へと運ぶための水路。江戸の物流の拠点だったわけだ。
時はさかのぼって江戸時代、火事と喧嘩は江戸の花と呼ばれるぐらい火事が多くて何度も焼け落ちたそうだ。だもので現在の日本橋は20台目。石造りの二重アーチ構造になってからはなんとも100年以上たっているんだって。
この写真は1946年(昭和21年)の日本橋。(via wikipedia)
向こう側が国道4号線、手前が国道1号線。今と変わらない道路のカーブを描いてる。
(この写真は、現在の日本橋から国道4号線方面。今、再開発が進んでいる。)
そんな日本橋は新しい商業施設やホテル、企業ビルが次々に建てられている。最近オープンしたCOREDO日本橋やCOREDO室町もそうだ。飲食店が多く入っていて、お昼時になれば大いに賑わっている。
現在の日本橋は再開発で新しい建築物が建ち並び始め道路も綺麗に整備し始めています。その一方で昔からの歴史的建造物も多く 、日本銀行をはじめとする金融系や昔ながらのデパート等、新旧の建築物を見て回るのにも面白い場所。見るだけならタダですしね!
そして国道の大通りから一歩脇道へ入ると世界が一変して昭和の東京路地裏ワンダーランド。これがTHE昭和という感じの路地裏だ。
海外からの観光客にはこちらの方が魅力的なんだろうな。ワールドワイドに考えると新旧が入り乱れる東京というのが一番の観光都市と言う訳だ。国や東京都政も、新しい事業に資金を投資するだけでなくこういう路地裏を残す努力をした方が観光事業にいいはずなんだ。
現地調達の観光ツアー的なものはまだまだ少ないけど、無料巡回バスが東京駅八重洲方面からぐるりと伸びている。また、神田川方面へのぐるり観光クルーズ等もあるよ。
ツアー的なものは少ないけどノープランで日本橋にきちゃったという方々は、COREDO室町内に観光案内所があるので情報収集にはオススメ。(日本橋案内所)
日本橋観光のスタート地点にしてみましょう。
これから現地観光インフラを整備すれば地方や海外からのツアー客ももっと増えていくんでしょうね。特に海外からの観光客にはにっぽん体験型企画が重要だと。
見る、食べる、体験する。
それが2020年の東京観光のキーワードですな。
夕暮れからは「ちょっと一杯」的な。。。ごにょごにょ。
近くには東京証券取引所もあります。
※こちらに掲載の情報は記事をアップした時点での情報です。最新の情報では無い可能性があります。